ベントレー コンチネンタルGT W12 オイル漏れ修理【ブログ】
ベントレー整備技術ファイルをご覧いただきありがとうございます。
今回はベントレーコンチネンタルGTのエンジンオイル漏れ修理事例になります。
最近のベントレーにはV8ターボエンジンも搭載されていますがやはりベントレーと言えばW12エンジンですね!
実はフォルクスワーゲンのトゥアレグにも搭載されてるエンジンになります。
見ての通り車格の大きいベントレーコンチネンタルGTですがW12エンジンがエンジンルームにぎっしり詰まっています。
ですが意外と整備性は良い方だと思います。
早速漏れの点検を行います。
エアクリーナーBOX等を取り外し点検を進めていくとヘッドカバーとシリンダーヘッドの間からオイルが滲み出てるのを確認しました。
インテークマニホールド側からも滲みがあります。
リフトアップし、下廻りのオイル漏れ点検を行いましたがエンジンオイルパン等オイル漏れは有りませんでした。
お客様にヘッドカバーからのオイル漏れがある事を写真と共に説明を行い、ご納得いただきましたので作業を進めていきます。
作業にはインテークマニホールドや各部配線等取り外していきます。
ヘッドカバーを取り外し、シリンダーヘッド部分の清掃、ヘッドカバー本体の清掃、ガスケットの交換を行い元に戻していきます。
(サラッと紹介していますが外す配線や部品は多いです。)
今回の作業では外した配線や配管が多いのでエンジン不調やオイル漏れの確認を行い試運転後問題ない事を確認し作業完了になります。
輸入車はオイル漏れがよく起こりますが今回の様にひどくなる前に修理を行う事で大きなトラブルを防ぐ事ができます。
何かが漏れている様な…という状況がありましたら一度弊社にご相談ください!
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