この度は、ベントレーのラグジュアリーSUVベンテイガの車検点検ご入庫いただきました。

2015年に登場した6リッターW12ツインターボエンジンを搭載したモデルですね。
コンチネンタルGTやかつてのVWトウァレグにも搭載されており数えきれないくらい整備をしてきたエンジンでもあります。
W12とは言えエンジン本体やミッションが故障することは少ないですが、ベルトなどの補機類やオイル漏れ、冷却水漏れなどは先を見据えたメンテナンスを怠ると突然やってくる物でもあります。

今回は車検と言う事で、ウィークポイントとともに車重が2.5トンを超えていますので、ブレーキ関係や足廻りも要点検項目になります。
まずはテスター診断を行い隠れた瑕疵があるかどうか故障履歴を確認していきます。

よく聞くリセットしたら消えたから何もしないでは無く、エラーが入ったと言う事はその時に不具合があったという事実が記録されている事でもあります。先を考えたメンテナンスが必要です。
いわゆる転ばぬ先の杖と言う事ですね！

車検後、調子が悪くなった？！

車検後、すぐに警告灯がでた？！というケースはリセットしただけがほとんどです。
点検時にしっかりとお客様に伝え、整備を行っていれば防げる故障と思います。

まずは最初に入庫時から点灯しているブレーキの警告灯点灯です。

これはブレーキパットの残量が無くなりパットの残量を計測しているセンサーが削れている事になります。

点検して見るとフロント側もリヤ側も残量が無く、同時交換推奨のブレーキディスクも摩耗が進んでいました。
前後、ブレーキパット＆ブレーキディスクの交換になります。

さらに足廻りですが、負荷がかかるロアアームやテンションロッド類もブッシュが切れており交換対象となりました。

他は、ブレーキフルード、冷却水などの定期交換油脂や汚れているエアーエレメント、エアコンフィルターなども車検や12ヵ月点検時には基本的な消耗品類も交換おすすめです。

法定24ヶ月点検+車種別のウィークポイント点検を行い、消耗している部品、不具合のある部品を洗い出して、お見積もりを作成させていただきます。
打ち合わせ後に、内容が決まりますが、今回点検時に交換が必要と思われる内容になります。

ベンテイガ 車検 定期交換+足廻り+油脂類 費用

※2024年1月の価格です
※パーツ代 純正（定価 税別）です
※お見積時消費税は総額計算です

上記に加えて、税金分と点検料、交換作業工賃が必要になりますので、やはりアッパークラスの高級車ベントレー。金額はだいぶ高額にはなります。
しかし、ディーラーとは違い弊社の場合、比較して基本点検料や作業工賃は大幅に抑えて設定しています。車検等はぜひ安心して申しつけ下さい。

ベントレーのメンテナンスでお困りの場合お問い合わせください

ブレーキディスクなども研磨が出来る範囲内なら研磨で対応できますし、維持費を抑えるポイントは色々あります。
ベンテイガに限らず、コンチネンタルGT、フライングスパー全てにおいて同じように行えますので、ディーラー見積もりが高い場合など、メンテナンスにお困りの方はぜひお気軽にご連絡ください。

車検点検以外にも、窓落ちや、エアサス交換、板金修理なども可能です。

マリオットマーキーズ、ベントレーメンテナンスブログをご覧いただきありがとうございます。

本日ご紹介するのはベントレーコンチネンタルGTの車検整備です。

車検点検ですので車両がまずは検査項目に適合しているか灯火類、エンジンルーム、下廻りなど基本的な確認をしていきます。

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ベントレー整備技術ファイルをご覧いただきありがとうございます。
今回はベントレーコンチネンタルGTのエンジンオイル漏れ修理事例になります。

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